広島カープマジック点灯で2夜連続の首位攻防戦にサヨナラ勝ち!最新マジックは「10」!
今週に入って始まった、プロ野球セリーグの首位攻防戦が凄かった。阪神タイガース対広島カープで、正直、こんなに拮抗したゲーム展開になるとは思いませんでした。
結果から言うと、2試合連続の逆転サヨナラ勝ちで「広島のマジックが『10』となった」という事なんですが、それ以上のものを感じる試合でした。
阪神タイガース対広島カープ首位攻防戦!
9月5日の試合
9月5日の試合は、広島「野村」阪神「藤波」の両投手の先発で始まりました。両投手ともコントロールに精度を欠き、特に野村投手はそのが生命線なだけに安打を重ねられ粘ることが出来ませんでした。
一方の藤波投手も、前回の様に死球や四球の連発はなかったものの、ランナーを貯めては打たれるという展開。正直、先発としてはどちらも「仕事」が出来ませんでした。
それで、結果、ボクシングで言うところの「ノーガードの打ち合い」のような展開となり、9回表の福留選手の2ランホームランで、阪神が7-6。勝負あった・・・のはずでした。
しかし、昨年から言われる「逆転のカープ」は9回裏、驚異の粘りでランナーを出すと、今年ブレイクの安部選手が逆転サヨナラ2ランホームラン。8-7で広島の勝利。ルーズベルトゲームで、マジック12を点灯させました。
出典:http://you1538.blog41.fc2.com/blog-entry-1360.html
9月6日の試合
先発投手は、阪神「岩田」広島「中村祐」。失礼ながら、この先発の名前を聞いて、この投手戦を予想はしませんでした。結果は・・
- 阪神タイガース・岩田投手:6回3分の1、被安打4自責点0
- 広島カープ・中村祐投手:7回、被安打3自責点2
投手戦と言っていい内容でした。投球内容としては、広島・中村投手より阪神・岩田投手の方が内容は良かったと思います。が、ピンチを作ったとはいえ、2点リードの7回好投の岩田投手を変えます。ここから流れ場変わったかに見えました。
しかし、8回表に広島の変わった投手ブレイシアから1点を追加し阪神が3-0。試合が決まったと思われました。
しかし、マテオ投手が8回、2アウトしか取れず3-3の同点とされます。やはり、岩田投手を降した時、流れが変わったんだと思います。
そして両チームの中継ぎ投手が踏ん張って、延長11回裏、ランナーの広島・上本が盗塁を決め1アウト2塁となったところで外野が浅く守り、広島・会澤選手の打球がライトの糸井選手の頭を超えたタイムリーとなり、サヨナラ勝ちとなりました。
首位攻防戦の感想
この阪神タイガースと広島カープの首位攻防戦の2試合を見て、わたしの感想を書かせていただきたいと思います。
まず、何度か、以前の記事にも書きましたが、5月初旬、わたしの阪神の評価はAクラス争いに絡めるかどうか?つまり、3位か4位という風に思っていました。
というのも、阪神タイガースはベテランが多く夏にはへばる。若手が出てきたとはいえ、経験不足。首位争いには絡めないと思ったからです。しかし、予想に反し、8月、ドームの涼しい環境でゲームが出来たとはいえ、快進撃は立派。若手の成長は本物でした。
なので、この2試合を見て思ったのは、「広島強し!」ではなく、「阪神が強くなった!」でした。前から書いているように、ペナントレースの優勝は広島の優勝で決まりだと思っています。
しかし、短期決戦のCSで阪神があがってくるようだと、広島にとっては厄介な相手となるでしょう。特に、今回はいませんでしたが、広島とやる時は、阪神タイガースは高山選手を上げるべきです。
仮に、不調でも、広島戦だけは結果を残せます。広島の投手は、きっと嫌なイメージを持ってる選手の一人だと間違いなく思います。
この提案が、金本監督に届くようなことがあれば、広島カープも安泰ではいられない気がしています。