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桐生祥秀日本人初の9秒98のどデカい日本記録更新!9秒台の歴史と記録達成のスパイクシューズに迫る!

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2017年9月9日、陸上の日本学生対校選手権第2日。男子100M決勝で桐生祥秀さん(東洋大)は、日本初の9秒台となる9秒98(追い風1.8メートル)で3連覇を飾っています。

そんな夢の9秒台がついに現実のものとなった今。10秒を切る戦いを振り返りながら、舞台裏を支えたスパイクシューズについて調べてみたいと思います。

男子100m走の10秒の壁との戦い!

 これまでの日本記録は、98年、バンコクアジア大会で伊東浩司さん(現・日本陸連強化委員長)が出した10秒00。実に19年ぶりの記録更新。そしてその記録は、日本人初の9秒台突入となりました。

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出典:http://www.jaaf.or.jp/news/article/10893/

世界での男子100m走は?

1968年6月、ジム・ハインズさん(米国)が手動計時(現在は非公認)で人類初の10秒切りとなる9秒9をマーク。同じ年に行われたメキシコ五輪で電気計時でもで9秒95をマーク。83年にカルビン・スミスさん(米国)が9秒93で更新するまで、約15年間破られませんでした。

その後は、91年にカール・ルイスさん(米国)が9秒86、99年には、モーリス・グリーンさん(米国)が9秒79に更新し、長くアメリカの時代が続きました。

21世紀に入ると、アサファ・パウエルさんが9秒7台の世界記録を3度も更新。しかし、08年北京五輪でウサイン・ボルトさんが9秒69を樹立。09年ベルリン世界陸上で現在の世界記録9秒58を達成しています。

日本の男子100m走は?

1932年、ロサンゼルス五輪で“暁の超特急”と呼ばれた吉岡隆徳さんが6位に入賞したそうです。35年には、当時世界タイの10秒3(手動計時)を記録しています。

しかし、その後低迷。80年代後半に入り、やっと男子400メートルリレーを中心に強化を始め、朝原宣治さんや伊東浩司さんらが記録を伸ばしてゆきました。に遅れること49年、やっと日本人が、桐生祥秀さんが9秒の世界を見せてくれました。

日本人初の9秒台スパイクはコレ!

陸上の男子100メートル。桐生祥秀さんの出した日本新記録「9.98」は、このメーカーのスパイクから生まれました。そのメーカーは「アシックス」。老舗国産メーカーの技術が大記録達成をサポートしたのです。

サッカーのプロ選手が、ピッチの芝の長さを気にしたりするように、陸上選手は、その競技場のアンツーカーの状況を気にします。そのアンツーカーに合ったピンの長さや、自分の足の形に合ったスパイクシューズ望みます。

実際、朝原宣治さんが選手だったころのテレビ取材で、スパイクシューズの大切さを話していたのを思い出します。

今回の日本人初の9秒台達成のスパイクシューズも、「アシックス」が桐生選手との二人三脚で作り上げたスパイクシューズだそうです。

9秒98を生んだ「17年モデル」は、片足の重量が約120gで昨年より数グラム軽量化。以前のモデルはスパイクのピンが取り替え式だったが、今年は固定式。取り替え式は装着金具が必要となるが、固定式にすれば金具が不要となり、数グラムを軽量化できたそうです。

もちろん、この夢の9.98秒の記録は、桐生祥秀選手の研鑽のたまものではありますが、その裏で足を支える地道な努力も実を結んだことになります。

ちなみに、この記録達成のスパイクシューズは「9秒台記念スパイク」として限定発売が予定されているようです。興味のある方は、是非・・・。