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吉高由里子蛇にピアスでの 蜷川幸雄監督とのちょっといい話!「もったいない」の意味とは?

今回は、吉高由里子さんについて書いていきたいと思います。吉高由里子さんといえば、最近では、2017年冬のドラマ「東京タラレバ娘」で主演を演じて話題となりましたね。

吉高由里子さんが有名になったのは、映画「蛇にピアス」に主演してからですが、その監督が鬼と恐れられる蜷川幸雄さん。17日放送の「行列のできる法律相談所」では、その蜷川幸雄監督とのいい話が話題になっていました。

 吉田由里子『蛇にピアス』で大胆とは?!

『吉田由里子』のプロフィール

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出典:https://ameblo.jp/poppys/entry-10148639494.html

  • 名前:吉田由里子(よしだゆりこ)
  • 生年月日:1988年07月22日
  • 出身地:東京都
  • 血液型:O型

高校1年生の時に原宿で買い物をしていた時に芸能事務所のウィルコーポレーションにスカウトされ芸能界に入る。そのときの買い物が遠足の時様の帽子だったとか。

2006年、映画『紀子の食卓』でデビューしています。その後、金原ひとみさんによる同名の芥川賞受賞小説を原作とした蜷川幸雄監督の映画『蛇にピアス』に出演し認知されます。

「なぜ裸を見ないのか?」と迫った男とは?

2008年に公開された『蛇にピアス』の監督は、演劇界の巨匠・蜷川幸雄監督。その衣装合わせのときに、まだ新人女優の吉高由里子さんがその巨匠監督に「ほとんど裸の映画なのに、裸を見ないで撮れるんですか?」と言い放ったそうなんです。

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出典:http://hsponline.org/?p=150

これに蜷川幸雄監督は、「じゃ見せて」と言ったそうですが、これに「更衣室に行ってバッと見せたら、蜷川さんは手で目を覆いながら「あ、大丈夫、大丈夫、撮れる、撮れる」って」と言ったんだと、吉高由里子さんはコメントしています。

蜷川幸雄監督は記者会見の時も吉高由里子さんのことを「撮影現場では傷つくことも言った、しかしそれには少しも動じない」と高く評価していたようです。

吉高由里子2年越しに知った言葉の意味とは?

17日に放送された日本テレビ系『行列のできる法律相談所』にゲスト出演した吉高由里子さん。2016年5月12日に亡くなった演出家の蜷川幸雄さんとの思い出を語っていました。

今回のテーマは「ヤバい過去SP」。吉高由里子さんは、初主演映画『蛇にピアス』の蜷川幸雄監督の深い愛が"ヤバかった"と、当時、首を絞められるシーンで、監督も自分の首を絞めて同じ苦しさを共感しようとしていたというエピソードを話していました。

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出典:http://dogatch.jp/news/ntv/47186

その後、舞台に初挑戦した際、初の舞台に不安を感じていたときに蜷川さんから「お前舞台やってるんだってな。もったいない。お前は大丈夫」と声をかけられたエピソードも・・・。

「もったいない」の意味はわからなかったそうですが、「蜷川さんの『大丈夫』は、本当に大丈夫だって魔法にかけられた感じになる」と、蜷川さんにかけてもらった"大丈夫"という言葉に救われたそうです。

1年後に蜷川さんは他界。「もったいない」の意味は聞けずじまいとなっていましたが、今回、蜷川さんの長女で写真家・映画監督の蜷川実花さんがVTR出演し、「家族全員でほぼそれで間違いないだろうという結論になっているんですけど、『ほかの監督とやるんなら、なんで俺とやらないの?』みたいなことだと…」とその意味を説明。

実花さんから伝えられた蜷川さんの思いに「うれしいです」と涙。また、「うれしさより寂しさがこみ上げてきて」と続け、「死んじゃったら何も伝えられないんだなと思うと、その前に自分の思いを伝えるべきだなとあらためて思いました」と語った。

このコメントを聞いてわたしが思ったのは、『吉高由里子』さんって天然とか、度胸がいいとか言われていますけど、自分の気持ちに正直になれる人なんだなぁって、そう思いました。

そしてそれはすごく素敵なことで、それが出来る吉高由里子さんに惹かれてしましました。「蛇にピアス」探してみてみようと思います。