映画「彼女がその名を知らない鳥たち」で蒼井優が松阪桃李絶賛も阿部サダヲは嫌い?!共感度0%の理由とは?
今回は映画の話題です。蒼井優さんと阿部サダヲさんがW主演する映画「彼女がその名を知らない鳥たち」のジャパンプレミアが開催され、主演の蒼井優さんと阿部サダヲさんが舞台挨拶に現れました。
そしてこの映画の売りが『共感度0%』というので、どんな映画なのか?また、蒼井優さんと阿部サダヲさんが舞台挨拶で何を喋ったのか?見ていきたいと思います。
映画「彼女がその名を知らない鳥たち」とは?
沼田まほかるさんの人気小説を「凶悪」「日本で一番悪い奴ら」で知られる白石監督が映画化。
出典:https://entertainmentstation.jp/news/105565
金も地位もない15歳上の男・陣治(阿部サダヲ)と同棲中の十和子(蒼井優)は、8年前に別れた恋人・黒崎(竹野内豊)のことが忘れられず、黒崎の面影がある妻子持ちの男・水島(松坂桃李)と関係を持ってしまう。
ある日、黒崎が行方不明であることを告げられた十和子は、事件に陣治が関係しているのではないかという疑いを抱く。
と言った内容で、「共感度0%」とうたわれているこの「彼女がその名を知らない鳥たち」(以下「かの鳥」)だけに期待値高杉の注目作品です。
蒼井優と阿部サダヲのW主演
8年前に別れた男を忘れられず、同棲相手の陣治を嫌悪しながらも彼の稼ぎに頼る日々を送る十和子を蒼井優さん。
不潔で卑屈で十和子に異常な執着を見せる陣治を阿部サダヲさんが演じ、性欲のためだけに動く最低な男・水島に松坂桃李さん、保身のために女を道具として扱うクズ・黒崎に竹野内豊さんが扮する。
9月28日の完成試写会に、キャストの蒼井優さん、阿部サダヲさん、松坂桃李さん、竹野内豊さん、監督の白石和彌さんが登壇。
出典:http://natalie.mu/eiga/news/250607
蒼井優さんは、「ワナワナしている」「ここにいる人全員に嫌われるだろうな」とコメント。その言葉に松坂さんは「僕のことも嫌いになる」と続け、「僕の名前を書いたうちわを持ってくださっている方もいますが、帰りにはゴミ箱に捨ててると思います」と、会場の笑いを誘っっていました。
また、蒼井優さんは「読めば読むほど最低。クズ合戦」といい、「共感できるところはないと言いたいけど、女性が常識や人間関係のしがらみによって捨てている選択肢を全部体現していて、理解できる部分もある」と語っていました。
さらに、阿部サダヲさんは、「現場に入った瞬間に服などを汚されていた」「陣治の格好をしてるときは床に落ちたお弁当のおかずも食べられた」とも話していました。
松阪桃李さんは、自身の役の説明を「ゲスだなーと思った」「ペラペラペラ男」「共感できたら終わりだなと思った」と話し、竹野内豊さんは、「監督が的確なヒントを投げてくださった。そして現場が楽しかったし、幸せな時間でした」と思い起こしていました。
阿部サダヲさんは「ひどすぎて悔し泣きした。2人とも殺してやりたい。2人とも甲乙つけがたいほど最低」と熱っぽく語った後「でもお二人とも普段はいい人ですよ」と慌てて自己フォローを入れてました。
とにかく出演した役者が、ここまでしっかり「クズ」呼ばわりするのも珍しいのではないでしょうか?『共感度0%』の面目躍如ですね。
とにもかくにも、蒼井優さんと阿部サダヲさんW主演の「かの鳥」は「共感度0%」「不快感100%」に仕上がったようです。なんだか、別の意味で興味が湧いてきましたね。